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大同生命国際文化基金 第40回「大同生命地域研究特別賞」を受賞いたしました
このたび、公益財団法人大同生命国際文化基金の2025年度第40回「大同生命地域研究特別賞」を受賞させていただきました。関係の皆様に心より御礼申し上げます。大同生命地域研究賞は、「地球的規模における地域研究」に貢献した研究者を顕彰するもので、「様々な地域の人々と文化に対する理解」を目的とし、関係学界の協力を得て創設されたものです。その中で、特別賞は、対象地域を通じて国際親…
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梅の季節に母を見送って思ったこと
白梅のつぼみが膨らみ始めたころ、近所で一人暮らしをしていた母が急逝しました。本当に明るく元気な母でしたが、この2年間は認知症と癌との闘いでした。新聞やテレビで日…
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私が考える「平和創造」への道~今、生きている時代への責任
五井平和財団の機関誌『平和の創造』100号の記念特集「平和創造」への道に、内外の16名の方々とともに、2つの質問に答える形で寄稿させていただきました。私たち…
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オシム監督の83回目の誕生日に寄せて:「ユーゴスラヴィア人」あるいは「ボスニア人」としてのオシム
5月6日は2022年に亡くなられたオシム監督の83回めの誕生日です。木村元彦さんが、分裂したボスニアサッカーの「正常化委員会」でのオシム監督の、文字通りの「闘い…
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人間の安全保障と文学のメランコリー
新田啓子先生(アメリカ文学・文化理論/立教大学文学部文学科英米文学専修教授)の『群像』の連載で、拙著『人間の安全保障』について言及いただきました。ご論考「セキュ…
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JSPS科研費2024年度基盤研究(C)にラファエル・レムキン研究が採択されました
このたび、JSPS科研費2024年度基盤研究(C)(一般)に研究課題「ラファエル・レムキンのジェノサイド論を再検討する:レムキンの日本研究に着目して」が採択され…
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2023年度の活動報告ー新年度を迎える前に
春の嵐が過ぎ、いよいよ桜の季節です。締切の原稿を2本抱え、過去を振り返っている場合ではないのですが、それでも、新年度を迎えるにあたり、自身の備忘録として、新たな…
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トルコ・シリア地震と人道支援の課題(AAR会長ブログより)
(会長をつとめる 難民を助ける会(AAR Japan)ホームページにて2023年3月10日に公開した「AAR会長」ブログの原稿を転載します。)東日本大震…
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開会挨拶および趣旨説明:2023年2月28日開催公開講演会「ジェノサイド後の分断社会における和解と共…
【2023年2月28日14~17時 立教大学池袋キャンパス 8101教室およびWebinar同時開催】ご来場のみなさま、そしてオンラインでご参加の皆様、…
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2月28日(火)開催:公開講演会のお知らせ(スレブレニツァと犠牲者意識ナショナリズム):林 志弦先生…
公開講演会「ジェノサイド後の分断社会における和解と共生の可能性と不可能性―スレブレニツァを事例に、『犠牲者意識ナショナリズム』の視点から」を開催します。ht…
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ノーベル平和賞コメント「戦争記録 重要性増す」『毎日新聞』2022年10月8日付朝刊掲載
10月8日付け毎日新聞朝刊「ミニ論点」でノーベル平和賞のコメント「戦争記録 重要性増す」が紹介されました。以下全文です。2022年10月8日(土)付け …
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あとがきと近況報告:『国際安全保障』誌「ボスニア・ヘルツェゴヴィナの平和構築再考―デイトン和平合意2…
7月11日はスレブレニツァの追悼記念日です。これに先立ち、6月末日に発行された、国際安全保障学会発行の『国際安全保障』第50巻第1号(2022年6月)の「持続的…
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ウクライナからの避難民に対する難民を助ける会の立場のご説明(ポジションペーパー)
(会長をしている難民を助ける会のホームページに公開したものです)ウクライナからポーランドを中心とする隣国に流出した人々の数は300万人をこえ、400万人…
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続・ウクライナ危機下で迎える3月11日(2)―逃げられない人に思いを馳せて
(会長をしている難民を助ける会のホームページに2022年3月14日に公開したものです。) 先日、NHKラジオ(3月8日放送三宅民夫さんの「マイあさ!」)…
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ウクライナ危機下で迎える3月11日~私たちの「人道」が試される時
(会長をしている難民を助ける会のホームページに2022年3月11日に公開したものです。) 東日本大震災の発生から11年目のこの日が巡ってきました。改めま…
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2022年1月6日公開ワークショップのお知らせ「ディアスポラによる「遠隔地ナショナリズム」と信頼構築…
科研費学術変革領域研究(A)「イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築:世界の分断をのりこえる戦略知の創造」のA03班「移民・難民とコミュニティ形成」に参加し…
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柴宜弘先生の『ユーゴスラヴィア現代史 新版』(岩波書店)が発売されました
(アフガニスタン情勢へのコメントは控えます)柴宜弘先生の突然のご逝去から3か月あまり。このたび、先生のご著書『ユーゴスラヴィア現代史 新版』(岩波書店)が発…
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現場で、ともにあるNGOであるということ、規範起業家であること ~難民を助ける会会長就任のご挨拶に代…
【難民を助ける会|会長ブログにて執筆】6月26日に開催された難民を助ける会2021年度通常総会および理事会の決議により、会長に就任いたしました。1979年に…