過去の記事一覧

  1. 紛争

    二つのアメリカ

     トランプ政権誕生から1カ月半。米国社会の分断をめぐる報道が続いていますが、思い起こすのは学生時代に触れた米国の姿です。レーガン政権時代、中西部インディアナ州の…

  2. 人道支援

    南スーダンの陸上自衛隊撤収に思うこと

    【難民を助ける会|理事長ブログにて執筆】 2017年3月11日、東日本大震災の発生から6年目のこの日、全国紙の朝刊1面には、「南スーダン陸自撤収」の大きな見…

  3. 紛争

    トランプ大統領の400分の1

     トランプ米大統領が自国へのシリア難民などの受け入れを凍結し、さらに中東・アフリカ7カ国の国民の入国を一時停止する大統領令を発令しました。米国各地の国際空港で混…

  4. 難民

    トランプ米大統領の難民に関する大統領令に思うこと

    【難民を助ける会|理事長ブログにて執筆】 トランプ米大統領は、就任からわずか1週間後の1月27日、「外国テロリストの米国入国からの国家の保護」("Prote…

  5. 日本

    「通貨」と「平和」は絶対か

     インドに行っていました。折しも2016年11月上旬、偽札・不正蓄財対策として、流通紙幣の9割に該当するとされる最高額の1000ルピー(約1700円)札と2番目…

  6. 紛争

    「駆けつけ警護」に思うこと

     あまりに衝撃的なドナルド・トランプ氏の米大統領選勝利の報にかき消された感がありますが、南スーダンで平和維持活動(PKO)に従事する国連南スーダン派遣団(UNM…

  7. 紛争

    シリアの「ホワイトヘルメッツ」

     2016年のノーベル平和賞が発表されました。受賞者は半世紀に及ぶ内戦の終結に尽力したコロンビアのサントス大統領。反政府組織に対する裁きなどの問題を残しています…

  8. 人道支援

    銃と靴、そして停戦の崩壊

    【難民を助ける会|理事長ブログにて執筆】 時と場合、場所を選んで治安状況に問題がないと判断した場合に限ってのお話ですが、海外出張の折、タクシーの運転手さんと…

  9. 人道支援

    難民・移民に関する2つのサミットを前に思うこと

    【難民を助ける会|理事長ブログにて執筆】安全管理の3回目の原稿の筈ですが、少し脱線します。 私事で恐縮ですが、昨年から飼いはじめた我が家の愚犬が1歳にな…

  10. 難民

    「歩み寄る」とは -北方領土問題をめぐって

     古い話になりますが、冷戦真っ盛りの、レーガン(米)・ゴルバチョフ(ソ連)の時代、大学派遣の交換留学生として、アメリカ中西部の大学に学びました。政治学を専攻して…

  11. 人道支援

    混迷の時代の安全管理・危機管理(その2)

    【難民を助ける会|理事長ブログにて執筆】ひきつづき、安全管理・危機管理についてお話します。前回は以下1~3について論じましたので、本日は、4からスタートしま…

  12. 難民

    中村紘子先生をしのんで

     2016年7月26日、世界的なピアニストである中村紘子さんが亡くなられました。享年72。40年以上連れ添ったご主人で作家の庄司薫さんに見守られご自宅で。闘病中…

  13. 人道支援

    混迷の時代の安全管理・危機管理(その1)

    【難民を助ける会|理事長ブログにて執筆】バングラデシュの衝撃的なテロ事件に続き、南スーダンの内戦の激化、トルコのクーデター未遂、そしてニース(フランス)やミ…

  14. 人道支援

    「バングラデシュの衝撃

    【難民を助ける会|理事長ブログにて執筆】 トルコ・イスタンブールのアタチュルク国際空港を狙ったテロ事件の衝撃も収まらぬ中、ODAやNGOによる国際協力のみな…

  15. 難民

    『世界難民の日』に寄せて~トルコ出張報告②

    【難民を助ける会|理事長ブログにて執筆】 6月20日は、「世界難民の日」(World Refugee Day)。難民の保護と援助に対する世界的な関心を高め、…

  16. 研究

    西江雅之先生の思い出

    【難民を助ける会|理事長ブログにて執筆】 2015年6月14日、文化人類学者で、日本初のスワヒリ語辞典を編纂した言語学者でもある西江雅之先生が77歳で逝去さ…

  17. 紛争

    194番目の独立国は -クルド問題をめぐって

     2016年5月、私が理事長を務めるNGO「難民を助ける会」のトルコ南東部の事業地を訪ねました。シリア難民支援の最前線の事務所には、邦人職員のほかに、総務担当の…

  18. 紛争

    戦場のジョーク~トルコ出張報告①

    【難民を助ける会|理事長ブログにて執筆】 ボスニア・ヘルツェゴビナや旧ユーゴスラビアで起きた一連の紛争の際、AAR Japan[難民を助ける会]の職員として…

  19. 紛争

    シリア難民と教育 -「失われた世代」をつくらないために

     世界人道サミット(2016年5月23-24日)およびG7伊勢志摩サミット(同5月26-27日)に際して、日本政府は5年間で最大150人のシリア人留学生の受け入…

  20. 人間の安全保障

    『アンネ・フランク最後の日々』から

    【難民を助ける会|理事長ブログにて執筆】 熊本・大分を襲っている地震。未だに揺れが収まりません。改めまして、地震で、そしてその後に続く避難生活の中でお亡くな…

お知らせ
本紹介


長有紀枝著『入門 人間の安全保障 -恐怖と欠乏からの自由を求めて』(中央公論新社、2012年)


長有紀枝著『スレブレニツァ あるジェノサイドをめぐる考察』(東信堂、2009年)

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